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  • 山根

【うつ病の従業員が心配で..】|某企業人事担当者様

某企業人事担当者のY氏からのご相談内容のやり取りをご紹介いたします。

以下Y氏

なかなか話を聴けず

Y氏

私の会社では自殺者は出ていませんが、うつ病等で療養している社員が数名いまして

職場復帰できるか心配しています。

山根

それは心配ですね、療養中の社員の方はなぜうつ病になるまで働いていたのですか?

Y氏

理由は分かりません、療養前に誰も彼らの話を聴いていませんでした。

山根

そうですか、話を聴くというのは簡単そうで難しいですよね

上司はどうしても自分の意見を言いたがる、人の話を聴くのは忍耐も技術も時間も必要ですからね。

Y氏

そうですね、人事としてはせっかく採用した従業員が辞めてしまうのはとても痛いです

また、療養中に話を聴くにしてもそこだけに時間を割くのも難しい。

山根

確かに幹部社員がその事だけに時間を割くことは出来ないでしょうし、単純に1時間の単価で考えるとかなり高いですよね

だからこそ療養をしなくてはいけない状況になる前に周囲が異変に気付くことが理想ですね

今は自殺防止や精神疾患の視点で話をしていますが、人の気持ちを理解し、話を聴くという事はチームワークを向上させるためにも必要だと思います。

Y氏

話を聴く事は大切なことですね。

山根

そうですね、仕事は我慢も必要ですが、誰も気持ちを分かってくれないという事は辛い事ですからね、自殺予防や精神疾患予防の話ではありますが、我々NPO法人ゲートキーパー支援センターは自殺予防はもちろん、部下との接し方等の研修も行っています。


Jiメンタルヘルスプログラムとは

Y氏

Jiメンタルヘルスプログラムについて教えてください。

山根

簡単に説明すると、精神疾患を見つける事のできるアプリです

しかもパソコンやタブレットを使用して簡単に高精度で精神疾患を見つける事ができます。

Y氏

それはストレスチェックですか?

ストレスチェックは年に1回実施していますが。

山根

よく誤解されるのですが、Jiメンタルヘルスプログラムはストレスチェックとは全くの別物です、ストレスチェックはストレスの度合いが分かり、非常に重要だと思います

しかし、Jiメンタルヘルスプログラムはストレスの度合いは判定できませんが、うつ病や統合失調症等の有無が判定できます。

Y氏

ストレスが高いという事は、精神疾患があるという事ですか?

そうならば、ストレスチェックだけで良いと思いますが...

山根

高ストレス=精神疾患、ではありません、ストレスが高くても精神疾患が無い人もいますし、低いストレスでも精神疾患がある人もいます。

Y氏

なるほど、精神疾患を見つける事と自殺予防は何か関係があるのですか?

山根

資料によって違いますが、自殺者の9割が何らかの精神疾患を持っていると言われています

精神疾患は早期発見、早期治療が原則です、いかに早く精神疾患を見つけ、治療するかが非常に重要です。


企業のリスクヘッジとして

Y氏

会社としても従業員が精神疾患で休養になる事も困りますが、もし自殺者が出てしまうと自殺した従業員だけでなく他の従業員や家族、お客様、株主などへの目もあり、会社の存続に関わります。

山根

そうですね、そういう意味ではこれからの時代、企業が生き残れるかはメンタルヘルス対策にあると思います、それは自殺予防や精神疾患予防という事だけではなく、従業員がいきいき働く事が会社の活性化に繋がり、業績アップに繋がるのではないかと思います。

精神疾患は素人目にはたぶん判断できないと思います、例えば重度のうつ病であれば素人目で判断できると思いますが、軽度のうつ病であれば異変を感じる事も難しいでしょう

ただ、軽度うつ病でも自殺の可能性はもちろん有ります

従業員自身異変を感じ、精神科や心療内科に行く事が出来れば良いのですが、自分でそこまで行動できない人もいます、メンタルヘルスを従業員自身にゆだねるのではなく、年に1回や半年に1回でもJiメンタルヘルスプログラムを利用し、早期に精神疾患を発見し、治療していただけたらと思います。

Y氏

ここまでの話を聴いて、NPO法人ゲートキーパー支援センターの研修で人との関わり方や自殺について学ぶ事と、Jiメンタルヘルスプログラムで自殺の大きな原因となっている精神疾患を早期発見、早期治療する事が従業員や会社を助ける、という事ですね。

山根

そうですね、NPO法人ゲートキーパー支援センターの研修やJiメンタルヘルスプログラムさえやっておけば問題ない、という訳ではありませんが、従業員側も会社側もWIN-WINの関係になれると良いなと思います。



 

NPO法人ゲートキーパー支援センターの研修

Jiメンタルヘルスプログラムについて

ご相談・ご質問などお気軽にどうぞ

担当:山根 淳志

090-3945-0043

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